<ベルゲン>ホーコン王の館

ノルウェー/オスロ特派員ブログ

投稿日:2011年1月23日

 13世紀に政治の中枢機関が置かれていたホーコン王の館ブリッゲン から歩いてすぐ先にあり、石の建物内を見て回るのにも時間がかからないのでぜひ足を運んでみたい一箇所です。
 ホーコン王の館へと続く道。
 受付でチケットを買う際に、「ホーコン王党」と書かれた日本語のパンフレットをもらうことができます。このパンフレットを参考にして簡単にこの建物の歴史をご紹介致します。

 ホーコン王の館は13世紀半ば(1247-1261年頃、日本の鎌倉時代)に建設されました。建造主はホーコン・ホーコンソン王。「石造の大ホール」とも呼ばれ、政治の舞台としてだけではなく、結婚式戴冠式の際にも利用されました。
 中にはイスとテーブルが大量に並んでいて、ここで大勢の人々が会議をしたり、お酒を飲んでいたであろう光景が目に浮かびます。

 カラフルなカーペットが至る所に飾られており、建物内を明るくしています。至る所に小さな階段や扉があるので、ゆっくりと歩き回ってみるのがいいかもしれません。
 第二次世界大戦中の1944年に、ドイツ軍の爆薬を蓄積した船が下の港で大爆発し、大火災にみまわれた館。修復工事を終えて、現在の姿となったようです。

 大ホールの奥にある王座。

 王座側から見た大ホールの様子。映画『ハリー・ポッター』の学校のシーンにもこのような雰囲気のホールがあったような気がします。ホーコン王の館は、現在パーティーコンサート会場として利用されています。

 王堂内のインテリアを飾る創作絵織物芸術であるタペストリー。今でも普通にインテリアとして使えそうなデザインですね。

 外観を示すミニチュア版もありました。ホーコン王の館の壁はノルウェーの石で造られているそうです。

 隣のローセンクランツの塔は1560年代にベルゲンの知事によって建てられたものです。今回はロセ-ンクランツの塔の中には入らなかったのですが、外からの様子を写真で撮りました。石はスコットランドから運ばれたものを使用したようです。

 石の壁からちょこんとのぞく大砲が見えますでしょうか?
 ちなみに、今回訪れたのが12月ということもあって、観光客はゼロ。私ひとりで貸し切り状態でホーコン王の館を見て回ることができました。夏はもっとツアー客の方が多いのでしょうね、ぜひ時間があれば立ち寄ってみてください。

参考資料
日本語パンフレット「ホーコン王堂」
『地球の歩き方 北欧 '09-'10』 223ページ

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